HOME > BLOG > 鉄筋鉄骨コンクリート構造とは? 04
鉄筋鉄骨コンクリート構造とは? 04
鉄筋鉄骨コンクリート構造とは? 04
愛知県豊橋市を拠点にして、名古屋を中心とした広く東海地方にわたって、高層建造物、工場、マンションなどの大型建造物の鍛冶工事や溶接工事から、住宅の外構フェンスや駐車スペースのカーポート、シャッターや門扉などの鉄製部位の補修工事まで、鍛冶工事、溶接工事、建築金物の加工から取り付け工事など、金属加工のことなら広く請け負っております、谷元工業です。
こんにちは、谷元工業広報担当のAです。
鉄筋鉄骨コンクリートの構造体は耐久力が高いと言われていますが、そのりゆうは何故でしょうか。
鉄材は一般に錆びやすい素材ですが、しかしアルカリ環境下においては錆が進行しないという特性を持っています。鉄の表面に強固な不働態皮膜が生成され、鉄の素地にまで錆が侵食しないようになるからです。そしてコンクリートですが、コンクリートはセメントと砂、砂利、水を混ぜ合わせて作られる物で、水と混ぜ合わされたセメントは水酸化カルシウムが発生し、強いアルカリ性になります。つまり、コンクリートに覆われた鉄材は錆びることがないため、鉄材が劣化せず、強度が長期間維持されることになるのです。
では、コンクリート自体の劣化速度はどうでしょうか。
コンクリートとアルカリ性は、経年とともに徐々に弱まり、中性に変わってしまうことが認められています。その原因はさまざまにあると言われていますが、ひとつは二酸化炭素の存在が挙げられます。
大気中にある二酸化炭素がコンクリートに触れると、コンクリートの水酸化カルシウムと反応して炭酸カルシウムを生成してしまい、その結果、コンクリートをアルカリ性から中性に変えてしまうのです。コンクリートがアルカリ性から中性に変わってしまうと、鉄が錆び始めます。鉄は酸化することで膨張しますので、体積が増した鉄に圧されてコンクリートにひびが入り、そこから雨水が浸入し、さらに鉄の錆が進行するという悪循環に陥ることになります。
谷元工業では、鍛冶工事から溶接工事、金属加工、サビ止め塗装など鉄材の工事はもちろんのこと、アルミやステンレスなどの加工、製作からモルタル下地、見切枠、プレート、ブラケットなどの製作から、目隠し、手すり、階段、架台などの建築金物まで、さまざまな金属加工製作を取り扱っております。複雑な曲面への施工や細かい作業が必要な場合は、是非谷元工業にお任せください。
谷元工業は、これまで積み重ねてきた実績と経験を最大限に活用し、鉄や金物に関する工事にすべて対応できるよう「挑戦」し続けます。安心してお任せください。