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【鋼のプロフェッショナル】愛知県豊橋市・谷元工業が支える「街の骨組み」と職人の矜持01
第2回:1ミリの狂いも許さない。谷元工業の「溶接」と「鍛冶工事」に宿る職人技
こんにちは、愛知県豊橋市で鋼構造物工事のスペシャリストとして活動する谷元工業です。第2回は、私たちの技術の核心である「溶接」と「鍛冶工事」の奥深さについて深掘りしていきます。
建設現場における鍛冶工事とは、文字通り鉄を自在に操る仕事です。工場で製作された鉄骨部材を現場で繋ぎ合わせる際、図面上の数値が完璧であっても、気温の変化や地盤の状態によって、現場では微細なズレが生じることがあります。そのズレを瞬時に見極め、ガス切断機やアーク溶接機を駆使して、寸分違わぬ精度で納めるのが谷元工業の職人たちです。
特に「溶接」の技術は、職人の個性が最も現れる部分です。火花が散る過酷な環境下で、母材同士を完全に一体化させる。その溶接ビード(溶接跡)の美しさは、強度の証でもあります。表面だけを綺麗に取り繕うのではなく、内部までしっかりと溶け込ませる「完全溶込み溶接」などの高度な技術。これこそが、数十年先まで建物の安全を担保するために不可欠なプロセスです。
谷元工業には、社内での厳しい技術継承があります。ベテランから若手へ、ただやり方を教えるのではなく「なぜこの角度なのか」「なぜこの電流なのか」という、鉄という素材の本質を伝えています。豊橋市の小さな加工場から始まった私たちの技術は、今や愛知県のランドマークとなるような大規模建築の現場でも、欠かせないピースとなっています。見えない場所だからこそ、誰よりも誠実に。それが谷元工業の職人哲学です。













